来年度から英語が小5・6年生で教科化され、「読む」「書く」も追加されます。
新学習指導要領では
読む ア:活字体で書かれた文字を識別し、その読み方を発音することができるようにする。
イ:音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現の意味が分かるようにする。 とあります。
アで言われている読み方というのは文字の名称であって、音(フォニックス)ではないようです。
段階的に文字と音を結びつけるようですが、本格的なことは中学校に入ってから。
イでは身近な事柄で掲示やパンフレット等から必要な情報を得るために読む、という感じ。
小5・6年生というのは身の回りのことだけでなく、外の世界にも興味をもち、社会性が発達してきます。
また、物事を概念的に理解したり、自分の思考を客観視したり分析したりする力が備わってくる頃です。
だから習った単語の文字を読みたい書きたい、と思うのは自然なことです。
「読む」「書く」が追加されたことは発達段階を考えても、この年齢の子供たちの知的好奇心を考えても
良いことのように思えます。
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